京都「華やぎ観光農園」でも信州大学・四季成りイチゴ「信大BS8-9」を生産開始。地元とスイーツ開発へ

京都府精華町にある観光農園「華やぎ観光農園」では、信州大学が開発した夏秋イチゴ@四季成りイチゴ「信大BS8-9」を今年から初収穫し、夏イチゴを活用したスイーツを町内の和洋菓子8店で限定販売するイベントを開催する。

 

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一季成りイチゴだけでは、冬~春シーズンだけの収穫になるため、夏秋イチゴを生産することで周年供給や、周年での観光農園サービスの展開を目指していく。

 

華やぎ観光農園では、精華町からの相談依頼を受けて生産を開始。夏場でもハウス内が40度を超えないように、細霧冷房などを導入して栽培管理を行っている。

 

今年は気温が低いため現在は問題ないが、これから本格的な夏に入り、気温が上がって来た時に安定的に収穫できるかは、やってみないと分からないようだ。

また、夏秋イチゴは栽培にも手間がかかり、ハウス内の温度もあがるため、観光農園・イチゴ狩りのような形は向いていない。基本的には夏イチゴを活用したスイーツ向けに出荷していく、という。